dream booth

子育て、読書感想、食についてがメイン。

多様性の科学

マシュー・サイドさんの多様性の科学を読んだ。

 

彼の作品は、「非才」や「失敗の科学」も読んできたけど、これも中身の濃い内容だった。

 

特に印象深かった内容の通り。

 

・人間は無意識のうちに自分と似たような人と集まる傾向にある。企業の採用でもそう。しかし、多様な人材を取り入れないとイノベーションは生まれにくい。どんなに優秀な集団であっでも、画一的な思考に偏りがちである。

【感想】

自分ももっと若い頃は似たような人とばかりつるんでたなあと改めて反省。職場や家庭だけでなく、様々なコミュニティに属し、いろんな意見を素直に聞く意識をしたいと思った。

 

・科学的に実証された平均データは個々人に当てはまらないことが多々ある。例えば、ダイエットの事例。アイスを食べて、さほど血糖値が上がらない人もいる。精製された小麦粉より全粒粉が体にいいと言われているが、前者の方が体に合う人だっている。個々人に合わせたやり方が必要だ。

 

【感想】

一般できなデータを鵜呑みにしがちだけど、自分にあったやり方を模索する必要がある。成功法則とか、時間術だってそうだ。遠回りかもしれないけど、いろんなやり方を試してみる必要がある。

 

文字が多くて、読書し慣れてないと時間がかかるけど、様々な事例をもとに書かれているので分かりやすかった。

彼の作品で「才能の科学」は未読なので、近いうちに読んでみたい。